1.21.2008

東京都現代美術館

<Space For Your Future アートとデザインの遺伝子を組み替える>
チケットを貰ったので、行ってみたが、ワザワザ出かけるほどの展覧会ではなかった(>_<)
清潔で綺麗な建物だが、気に入らない。※六本木の新国立美術館も、嫌い(>_<)
表題(「アートとデザインの…)がちょっと洒落ていたが、見せられたものに、余り惹かれなかった。
むしろ、常設展のほうに、素敵、面白い!と思うものがあった。その中の一つ:
○スゥ・ドー・ホー『リフレクション』
透ける水色のオブジェは、福岡アジア美術館に吊り下げられていた中国の皇帝服を思い出させたが、ここのは、韓国の門の形だという。

森美術館で展示された金閣寺のリフレクション(岩崎貴宏/六本木クロッシング2007)と同じ発想だろうか。




思いがけず、岡本太郎の大壁画の展示があり、これは、見る甲斐があった。
制作されたのは、東京オリンピックと大阪万博のあいだ頃らしい。ブラジルの富豪が計画したホテルに設置される筈だった。ホテルが頓挫したあと、こーんなに大きいものが、行方不明になっていた!
再発見されて、大補修を施され、今、渋谷駅に飾りたいという運動がある。
原爆の悲惨や、その先へと生きる希望を描く、という説明があり、ゲルニカのようだと思うが、レトロな愛らしさに満ちていた。