5.27.2008

豆彩鶏文杯 二客 (出光美術館にて)

「柿右衛門と鍋島ー肥前磁器の精華」展
陳列ケースの中の「豆彩鶏文杯 二客」..........................................
中国 清「大清康煕年製」銘 景徳鎮
清時代、康煕年間(1662〜1722)の景徳鎮 官窯製
明の成化年間(1465〜87)に作られた名高い豆彩杯を写したもの
D 8.2cm
__________(という説明があった)を、見て、吃驚!!!
そっくりの器を、去年、北京の蚤の市(報国寺)で見つけていた。
但し、私のは、「大清康煕年製」銘は無く、茶碗?の裏には可愛いヒヨコが描かれている(^^;) 直径8cm













※オリジナル(明朝の豆彩)は、一客で、何億円もの値段が付くそうだ、清代のレプリカでさえ、数千万円になるものがあるらしい。私が買ったのは、海賊版みたいなものか(^^;)去年の8月、蚤の市で交渉して (;´д`)65元≒日本円で千円ほど/二客で。

ゲストブックコーナーの銀細工たんぽぽ

「金属と遊ぶ」展、まことに!
アイデアで遊び、作って遊び、並べて遊び、作家が集って楽しむ展覧会、私も"遊"びに行く(^^;)
今日、最終日でした。友人のグループ展にて。


※ペン立て、文鎮の転がり止めもたんぽぽ

5.26.2008

拉麺


「タンポポ」、じゃない、「アイバンラーメン」(^_^)v(^_^)v

5.12.2008

世田谷のタンポポ

ご近所の空き地に(4/21)





綿毛の季節になりましたねー(5/12)

ずーっと前、
誰が出演するか、監督は誰か、も知らず,題名だけを便りに?見に行った映画『たんぽぽ』
面白かった(^o^)/~~~~次々に愉快な面々が愉快なエピソードを繰り広げる!

宮本信子演ずる女主人は、作者(監督)の”理想”の女性だろう。
とても、マネすることも(演技でも!?)出来ない(^^;)
明るくて、力持ちで、情け深くて、髪の毛1本散らかさない清潔さにハッとした!

命懸けでご飯の用意をする三田和代の姿は、ノチノチまで(私が食事を整えようとする時(^^;))思い出された、
というのは、誇大(被害)妄想、かもネ(^^;)

この映画を見て、一念奮発!修行して、
ちゃんと!ラーメン屋さんになったアメリカ青年の店が
京王線「芦花公園」の駅近くに、ある。アイバン ラーメンと言います。

タンポポの花言葉は「希望」!
           いいじゃん(^_^)v(^_^)v

5.08.2008

プラチナプリント



「紫禁城写真展」で”美しき”プラチナプリントという言葉を覚えたのだが、
昨日、偶々、出会したのが「平竜二 プラチナプリント展」
絵のように美しい!(美しい写真は美しいのだから、この言い方は変だけど(^^;))
セピア調で、手の込んだ銅版画のようだ。(写真も版画のカテゴリーに入るかな?)
テーマがタンポポだからか、ふうわりと優しくもある。
”厳選された”和紙にプリントされているそうだ。

侯 元超(Hou Yuan Chao 1966〜)の言葉より

あさやけの宮殿、夕日に照らされる黄昏の宮殿、降り続く雨に濡れる宮殿や、観光客で賑わう宮殿、静寂の中でひっそりと佇む宮殿、幻想的な宮殿…。かっての皇帝や将軍達の心の中には、宮殿のどんな姿が焼き付いているのだろうか。
いつの間にか、私は、広大な宮殿の中で、時空の迷路に迷い込んでいました。
(中略)
宮殿が持つパワーは、雄大さの中だけに存在するものではなく、むしろその静謐さの中にこそ存在するものなのです。そして、この場所で暮していた全ての人々の中に。
この場所で走り回り、この場所に触れ、喜び、苦悩し、悲しみを味わいながらの誇りに満ちた毎日を過ごし、来世も今と同じく非凡の人生になることを願っていた彼らの存在を、写真を通して感じてもらえたら、と思っています。
(中略)
こうした人々の想いは、少しも色あせることなく、今もここに残っているのです。

紫禁城写真展/東京都写真美術館(恵比寿)

100年前に写された場面と全く同じところで、今(一昨年?)再び、中国の写真家=侯元超による撮影が行われた。
大量の対象物(過去の写真300枚と現在の現場)を見つめることで、現代の写真家が、得たであろう、過去、現在、未来、の感覚を、想像した。

侯カメラマンはデジタル撮影。100年前の写真師=小川一真は、銀塩写真ならぬ(それより価値ある!)プラチナ焼き付けというものだそうだ。ガラス乾板が残されていた幸運!


私が訪ねたとき、展覧会の会期が終わりかけていた。
前半と後半で、全ての作品が入れ替わったことを知り、非常に残念だった(>_<)
全部!見たかった (;´д`)!

紫禁城はあのように広大だから!
目(→シャッター)が切り取った場面は、ほんの一部分である。
厳選された場面が、見る者を誘導する。

壮麗な紫禁城、息絶え絶えであった清朝宮廷を偲びつゝ、
100年前の技術者の知(血ではあるまい!)と汗を透かし見る。

今は、住む人が居なく、観光客が押しかけている”故”宮だ。

5.04.2008

モンゴル/セルゲイ・ボドロフ



馬を巧みに乗りこなし、モンゴル語も難なく(と思う(^^;))操る浅野忠信がとても喜ばしく、それだけでも満足感があるが、スケールの大きな戦闘シーンも見応えがあった!原野、騎馬、旗などの効果もあるだろう。細部も凝った、堂々たる映画を堪能した。
※浅野忠信は、日本のベッカムではないかな(^o^)/~~~~?!

草原の王者の風格、機動力と精神性の高さは神秘的なほどだ!
ジンギスカンは実在の人物に違いないが、伝記は、伝説。さらに伝説を膨らませて、映画は、覇者の決断力と繊細さを、よく描いている。
都/西夏で、苔が生える程?牢屋に閉じ込められて、じーっと動かない(動けない)年月を過ごすこと(沈思黙考!)は、映画制作者の創作だという。見事である!
無為、断絶、の空間で、テムジンは、自分の成すべきことを、深く確信し、檻が開かれるや、撓められた弾機(バネ)が、強力に跳ね上がるように、世界に出て行く。

ちょうど(私は)『天使と悪魔(ダン・ブラウン)』という本を読み進めていたところで、
この冒険小説と、テムジンの物語が、頭の中で混ぜこぜになってしまった(^^;)
『天使と悪魔』の主人公ラングドンも驚異的にタフな気の良い男!僧侶の献身や強い武者頭が登場するのも同じ(^^;)女性も凄く強く賢く、迷いがない(^o^)/~~~~!
ヒーローとヒロインは、凡人なら絶望するしかない状況にあっても、へこたれない!!!

テムジンの妻ボルテは、可憐な大物だった!この傑物を妻とする”器の大きさ”が、彼を王者にしていると思わせられる。”理想の嫁は1歳年上、金の草鞋で探しに行く”という言葉を思い出した(^_^)v(^_^)v

浅野忠信の顔を、もっと、見たくて、次の週、
『サッド・ヴァケイション(青山真治)』まで見に行ってしまった(^^;)

浅野忠信インタビュー:←クリック 
※浅野忠信は『五条霊戦記 』で義経を演じている(見ていない (;´д`)見たかった!)義経がジンギスカンになったというのはトンデモ説だが、符号が合って面白い(^_^)v(^_^)v

松鷹図下絵








MASKOさん

5.03.2008

松鷹図

ベルリン在住の芸術家MASKO-ISOさんの制作の写真が送られてきました(^o^)/~~~~
あるドイツ人の注文で、プライベートな日本間に飾られるそうです。あ、私も、ちゃんとした?日本間が欲しぃー(^^;)