11.03.2008

アフタースクール/内田けんじ


大河ドラマ「篤姫」で、篤姫(宮崎あおい)の背の君を演じる堺雅人が、何ともかんとも良かった…ので、夢の続きを見たい思いで(^^;)足を運んだ「アフタースクール」!
堺雅人の持ち味は損なわれていないながら、他の登場人物たちも、等しく、良き味を醸し出していた。

常磐貴子など、私は、虫が好かない?というか、美人であることを認めたくない存在だったのだが、この映画では、「1番の人」であることが、じわじわと、腑に落ちる美人となった。このひとは、充分、幸せになる権利がある、と思った。
そのために!大泉洋が、抜群の人として現れた!!!彼は、脇役として登場するが、徐々にしっかりして?くる。
もうひとりの男=佐々木蔵之助も、いかがわしき風情に過不足無く、負けていない (;´д`)田畑智子も上等(^o^)/~~~~
むかし格好良かった山本圭は老残をさらしてギャップを感じたが(>_<)これも役目か…

まったく、オセロゲームの終盤で、黒の駒がバタバタと白にひっくり返るような胸のすく”大逆転勝負”
参りましたm(_ _)m


「幻影師アイゼンハイム/ニール・バーガー」を次の週に見た。
”ウィーンが舞台なのに、英語劇”であることに違和感があるが、19世紀のその街の雰囲気を溢れるように見せていた。
こちらも、あっ!と驚かされる夢のような結末で、前半の無惨を解決していた!!!しかも、強力な邪魔を断ち切り、哀しみも艱難も乗り越えて、慎ましくも最高の愛の生活が、今、始まろうとしている、
「アフタースクール」と同じく(^_^)v(^_^)v